CEO Interview社長インタビュー
日本ワヰコは未来を見据えて動いています
-
業界的にはどういう現状?
2020年は新型コロナウイルスの影響でお客様の生産が止まり、受注数が減少したため経営面での打撃は大きかったです。しかし、その反動も大きく、2021年からは注文数が増加したため、現在は非常に忙しい状態です。ただ将来この特需がなくなるときが正念場だと考えています。
当社は汎用エンジンの部品を作っているので、カーボンニュートラルにはすごく危機感を感じています。ただ汎用エンジンがすぐにハイブリッドや電動化に置き換わるわけではないと推測しています。今後出てくるであろう水素を燃料とした内燃機関が汎用エンジンと相性が良いそうなので、今後の社会情勢や技術革新を注視しながら迅速に手を打っていきたいと思っています。 -
新型コロナウイルスをどうとらえていますか?
社会情勢の変化が今までよりも一段加速するきっかけになったんじゃないかなと感じております。カーボンニュートラルも含め社会の転換期になったんじゃないかなと思います。
-
今、会社はどういう現状ですか?これからの会社の方向性は?
2021年は多くのご注文をいただき、業績は好調です。ちなみに海外に目を向けたのは1984年からです。アジアに進出すると日本の雇用を奪うことになってしまい、それはやりたい事とは違っていたのでアメリカへの進出を選択しました。そして2013年に販売会社を作って販路を広げていき、ここ最近の製品売上の約50%はアメリカを中心とした海外輸出となりました。今後も今取引させていただいている国内のお客様との取引を保ちつつ、海外の売上を強化していきたいです。